義理の家族

同居中の不自由

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私はシンガポールに来てから約七年間義理の両親と同居していました。

同居生活は、私にとってなかなか試練でしたよ。

今日は義理の両親と同居していた時、不自由だったことについて書いていこうと思います。

お風呂上がりのブラジャー

みなさん、お風呂が終わってからも、自分の寝室だけでなく、リビングも台所も夜ウロウロしますよね?

人間だもの。

同居をしていると、お風呂上りでもノーブラでウロウロできません。

シンガポールは常夏の国。

寝るときの上の服はTシャツ一枚です。

ご想像通り、もしノーブラならTシャツにツンツンが存在感を現してしまいます。

一回ノーブラでいた時、うっかり義母と話すことになって、彼女の視線がそこに行ったのは今でも覚えています。

そんな体験から、お風呂上りでも必ずブラジャーを着けるようになりました。

そんなこと大したことじゃないと思うかもしれませんが、私は何か身に着けているのがあんまり好きじゃないのです。

外出して帰ってきたら、すぐ手足を洗って、時計もアクセサリー(最近そんなおしゃれ心もなくなってきたけど)も結婚指輪ですら外します。

洋服もなるべく着たくないぐらいです。

そんな私が、あの締め付けられ感がいっぱいのモノを、お風呂上りにも着けなくてはならないなんて!

苦痛でした。

外出しないお義母さん

義父は日中どこをさまよっているのか知りませんが、毎日お出掛けをして夕方に帰ってきていました。

いっぽう、義母は仕事をしていた時は、日中出かけてくれるので、私と子供とでリラックスして過ごせるのでよかったのですが、仕事が休みの時や仕事をしなくなってからは、ずーっと家にいられたので、私がなるべく外出するようにしていました。

小さい子供を連れてショッピングモールへ行ったり、友達と会ったり。

それでも毎日出掛けるわけにもいかないので、一日家で過ごすことも多かったのです。

息子や娘が赤ちゃんだった時、義母は何かと手伝おうとしてくれたのですが、彼女が子育てをしていた時代には、メイドとナニーがいたので、赤ちゃんのお世話を知らないのです。

おむつもあまり上手に替えられないし、お風呂も入れたことはありません。

だから、

「ちょっとの間、子供を見ててね」

ということしか頼めませんでした。

義母はお節介な性格なので、助けてくれようと試みてくれるのですが、正直いい迷惑に感じてしまいました。

そういう風に感じる事自体にも、私は罪悪感を感じていたのでした。

こなつ
こなつ
お義母さんありがとう、でもっ、大丈夫だからっ!

冷蔵庫の中いっぱい

私が来る前ならちょうどよかったサイズの冷蔵庫も、私も使うようになると小さく感じました。

本気で料理しようと思ったら、下ごしらえを入れる場所を探さないといけません。

私の物を入れる場所があまりなかったのです。

冷凍庫なんて義父のよくわからないサプリメントか何かで半分は占めています。

買い換えたらよかったのでしょうが、まだそんなに古くない冷蔵庫だったし、新しくなっても義父がまた占領してしまうのと、必ず汚してくれるのが目に見えていました。

女性の下着は別洗い?

義母に

「あなたの下着は男の洋服と一緒に洗ったらいけないよ」

と言われました。

夫の出世に響くとかなんとか。

調べてみると、中華系の迷信で、女性の下着を男性の洗濯物と一緒に洗ったら、男性の運気が下がるっていう迷信があるみたいです。

忠実に守っている人もいるし、関係ないと思ってすべて一緒に洗濯機で洗う人もいるようです。

最初の数年は私も言いつけを守っていましたが、子供もできて忙しいのにやってられません。

「ええい、なんか言われたら、別々に洗ったよーって言おう」

と開き直って、こっそり夫の洗濯物と一緒に洗濯していました。

それからだんだん慣れてくると、もう堂々と一緒に洗って干していました。

義母には何も言われませんでした。

そんな迷信がホントだったら、世の中の出世している男の人の奥さんは、パンツ別洗いなんでしょうかねー?

まとめ

違う習慣や価値観の人と住むと疲れますよね、やっぱり。

ただでさえ、私は短期間の間にシンガポールに移住し、結婚、妊娠、出産、そして育児を始めたんです。

何もかも初めてだらけでした。

しかも外国人の親と同居。

それはストレス過多になって当たり前だったな、と思います。

こっそり泣いたことも何度もあります。

でも、義理の両親が私を尊重してくれていたことは感謝しています。

 

お読みくださってありがとうございます。また来てくださいね!

 

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