こんにちは、外食できなくても、デリバリーがあると前向きなこなつです。
現在シンガポールは外食禁止令が8月18日まで出ています。
しかし、外食できなくて一つだけ困っていることがあります。
それは、子供が習い事に行く前に、腹ごしらえをする場所が無いということです。
座ることさえできない

普段息子は学校が終わってから軽い昼食をとるのですが、今は外食禁止令が出ているので、当然お店では食べる事ができません。
息子の毎週水曜日にあるドラムのレッスンは3時に始まるので、学校が1時半に終わった後、一回家に帰ってまた出かけるのは時間的に厳しいです。
それで買ったものをどこかに座って食べようと思っても、座れないのです。
その習い事のある場所は、必要な物は何でもある、とても大きい施設で人が集まりやすいため、レストランだけでなく、備え付けてある椅子やベンチに「座らないでください」シールがはられたり、テープでブロックされています。
さて、どうする?
立ち食いパン
先週、食べるところが無く困った私たちは、教室の近くの壁際に立って、息子にこっそり立ち食いをさせました。
「大丈夫。子供一人がパンを食べてたって、誰も文句言わないよ。」
周りを見ると、ポツポツ似たような光景が見られました。
お父さんが横に立って、娘さんが消火器が入っているのボックスの上に食べ物の容器を置いて、立って食べています。
しかもヌードルです。
また、すこし歩いたところでは、椅子ではないウサギの置物に座って、飲み物を飲んでいる男の子とそばで立って見守るおじいさん。
なんだか子供たちがかわいそうです。
放課後、子供たちはたいていお腹がすいています。
以前書いた、時間割の記事『シンガポールの小学校【びっくり!時間割編】』でもあるように、学校の食事ができる休み時間は10時か10時半。
12時半くらいにある10分間のスナックタイムもちょこっとした物は食べることができますが、まともな食事ではありません。
今回のフェーズ2(新型コロナ感染防止規制)では、息子のレッスンはオンライン授業をしないので、教室に向かわないといけません。
座るところさえないっていうのは、なかなかつらい。
車が使える人は車内で食べられますが、実際乗っていない人のほうが多いし。
屋外で働いている人も結構いると思いますけどね。
ときどき、HDB(公共住宅)のオープンスペースにあるイスとテーブルで食べている人は見かけます。
あれは本当はダメなのかも。
とにかくみんな大変です。
いい所みつけた!
それで先日、友達にどこでご飯を食べたら問題ないかと相談したところ、その施設の敷地内でこっそり食べられそうな場所を提案してくれました。
そして昨日チャレンジ?しに行きました。
感想は、
「すごく、よかった!」

人が誰も来ないし、座ったらダメよテープが無いし、開放的!
もしも誰かに見られても、他に誰もいないし、室内じゃないし、静かに子供一人で食べているし、問題はないでしょう。
犯罪を犯しているわけじゃないのに、なんか変な気分ですが、なかなか暮らしにくい世の中になったものです。
また、こっそり来週も来よう。
人気の場所になっていませんように。


ちなみにその朝買っておいた、レッスンの前用のパン(息子は四分の一だけ食べました)。
私の予想以上に残念なお味のピザパンでした。
上にかけてあるのは、なんとスイートチリソース。
ケチャップじゃないのね、シンガポール。
お読みくださってありがとうございます。また来てくださいね!
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