こんにちは。
最近シンガポール国内でもコロナ感染者がますます多くなってきて、まだまだ緊張感が続いています。
息子の学校にも感染者が昨日発覚しました。
他の親御さんたちの混乱ぶりを目の当たりにして、感染した子供の親に対して、変な憶測も飛び交っていたことに少し怖いなと感じました。
一つ願うのは、コロナ感染した人を悪者にしないで欲しい、と真面目なことも言うこなつでした。
さて、もし自分の子供の学校に感染者が出たら、どうなるでしょうか?
私も詳細を知らなかったので、今回うちの息子の学校の事例や友達の学校の事例からわかったことを書いてみます。
今後ルールが変わるかもしれませんが、現時点での情報です。
学校でコロナ感染者が出たら
もし学校でCOVID19の感染者が出て、本人が接触した可能性が高いと、学校かMOH(保険省)から、感染が疑われる生徒の親に、QO (Quarantine Order、隔離命令)もしくはLOA(Leave Of Avsence、休学)の連絡が来ます。
今回のうちの息子の学校の場合、10日間のQO(隔離命令)か7日間のLOA(休学)。
うちの息子もそうでしたが、感染者が違う学年というような接触の可能性が低い場合、通常通り通学できます。
10日間のQO
本人は濃厚接触者だったということですね。
感染した生徒と親しい、または同じクラスで授業中のグループが同じか席が近い、もしくは母国語が同じクラスで席が近かったからと思われます。
1クラス全員にQOを出されるわけではないそうです。
QOはMOH(保険省)から出されます。
家の中で隔離され、付添人以外と接触してはいけません。
隔離期間の開始時と終了時にPCR (Polymerase Chain Reaction・ポリメラーゼ連鎖反応)スワブテストが行われ、コロナに感染しているかどうか検査します。
小学生のQOされた子供たちには、MOHから派遣されたスタッフが自宅に来て、防護服に着替えて子供のスワブテストをするそうです。
スタッフはとてもやさしく丁寧な対応だったそう。
そして、ARTテストのキットもたくさん持ってきてくれます。
それは、毎日ARTテスト(Antigen Rapid Test・抗原迅速検査)をして、MOHのウェブサイト上で提出しないといけないからです。
さらに家の中で子供がきちんと隔離されているか、再びMOHのスタッフがチェックしに来ます。
彼らは家の中に入らず、10枚くらいのQOについての説明や注意が書かれた書類を、保護者に読ませてサインさせるそうです。
きちんとルールを守ってもらうために。
もし自宅で隔離できないような状況ならば、ホテル隔離になるそうですよ。
費用は政府が払ってくれる模様。
きっとホテルの方がいいって言う人もいるでしょうね。
13歳から69歳の人のスワブテストは予約をして、指定されたテスト会場で実施されます。
その際、往復の交通手段が提供されるそう。
7日間のLOA
本人に感染の可能性があったということですね、同じクラス、同じクラブなど。
LOAは学校から出されます。
この期間は学校に通学してはいけません。
原則的に家に居なければいけませんが、食事の買い出しぐらいの外出は認められているようです。
しかし、いつでも連絡が取れるようにしておかなければなりません。
6日目にPCRテストを受けるか、7日目にARTテストを受けなければなりません。
QOの生徒の家族は?
未成年なら付添人がついていいそうです。
普通は家族のメンバーの誰かがQOされた子供と隔離部屋に滞在して、他のメンバーが食事等をドアまで届けるようです。
付添人でない家族も、できるだけ外出しないほうがよく、必要最低限の買い物で出かけるのみになるそうです。
兄弟姉妹がいる場合は、その子たちにはLOAは出ていないですが、自主的に休学する家庭が多いみたいです。
まとめ
感染者が発覚した当初、学校からその感染者のいる学年全員の親御さん宛てに、10:30に子供を迎えに来て欲しいとの連絡が急にあったと聞きました。
その時は皆パニック気味になって、いつまで休学になるのか、試験はどうなるのかとイライラしていたそう。
そりゃ急なことで不安になるのも無理はないでしょう。
コロナの終息はまだまだという感じですから、いつ誰が感染するかわかりませんね。
子供たちは予防接種を打っていないので、なおさら心配する親御さんが多いですね。
明日は我が身、気を緩めないように過ごしましょう。
参考:MOEサイト FAQs: COVID-19 related matters
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