こんにちは。
ふとした自分の顔をガラス越しで見ると、自分が思っている以上に老けて見えることに、きっと気のせいだろうと、現実を直視できないこなつです。
うちの子供たちは、学校では主に英語を使っていて、中国語の授業には中国語を使い、家では私と日本語、夫とは英語を使うという生活をしています。
いわゆるトライリンガル(トリリンガル)です。
私は、子供たちが単純に羨ましいです。
できる言語が多いほうが手に入る情報が多くなるし、友達の幅も広がるし、仕事の幅も広がるしメリットが多いですよね。
でも三か国語全てが同レベルではなく、いちばん使う頻度が多い英語がいちばん得意になっています。
二番目は日本語、三番目は中国語。
今回は、三か国語を喋る子供の生活は、どんな感じなのかを書いてみようと思います。
英語交じりの日本語
私の息子(8歳)、娘(4歳)は、二人が遊んでいるときに喋る言葉はほぼ英語です。
自然にペラペラ出てくるのでしょう。
口げんかも、もちろん英語。
私と話すときは日本語で、がんばって一生懸命話している感じがかわいいです。
日本語のボキャブラリーが少ないので、わからない単語は英語になってしまいます。
例えば、
娘:「マミー、あのBoyすごいFatねー。Sugarいっぱい食べてるからだね~。」
そのBoyは、おじさんでしたけどね。
しかも、「糖質の摂りすぎは太る」と私がいつも言うので、思考もコピーされています。
他にも、
娘:「わたしのドレスHangするね。」
とか。
あと、英語の単語を自分でカタカナに変えて言う事があって、
娘:「わたし、ケイク食べたいな~。」
とか。
日本語の「ケーキ」を知らなくて、Cakeを日本語らしくいうには語尾をはっきり発音すればいいと思っているんですね。
日本のカタカナ英語、バレています。
なぜかパンは「パンヌ」、メロンは「メロンヌ」って言います。
娘には「ン」が「ンヌ」に聞こえるようです。
中国語は難しい
二人とも中国語の勉強はそれほど好きじゃないみたいです。
中国語に触れている時間が短いのと、やはり漢字が難しいですもんね。
英語は26個のアルファベットの組み合わせで単語が成り立ちますし、日本語は平仮名があります。
アルファベットはフォニックスを覚えれば、音のルールがわかり単語の読み方が想像しやすくなります。
一応中国語も読み仮名のような、ピンインと呼ばれるものが漢字の上についていたりもしますが、小さい子が読むにはそんなに簡単ではないようです。
日本の平仮名はすばらしい発明でしたね。
中国語を嫌いになって欲しくないので、週末にテレビのドラえもんの中国語版を見せたり、たまにYouTubeで中国語の昔の子供向けのお話を見せたりしています。
あとは図書館で、息子が簡単な中国語の本を借りたりもします。
うちの子供の日本語学習
娘には、今のところ日本語学習に力を入れていません。
日本語の絵本をたまに読むくらいですね。
それと娘が間違った日本語を話したときに、正しく訂正するくらいです。
もう少ししたら、平仮名を教えようかなと思いますが、今はチャイルドケアセンターで毎週中国語と英語の小テストがあるのです。
日本語も勉強となると、かなりのストレスになるかもしれないので様子を見てみます。
息子には、たぶん3、4歳ぐらいから平仮名を教えていたとは思いますが、あまり熱心に教えていなかったので、7歳前に平仮名とカタカナは完璧に覚えていませんでした。
日本の小学一年生になる年と二年生になる年に、海外子女のために教科書の配布をしているシンガポールの日本人小学校に教科書を取りに行きました。
(うちの子供はシンガポールと日本の国籍の両方を持っています。)
ありがたいことに、無料です。
日本人小学校にある教科書の在庫がなくなったときは、大使館から申請し文部科学省から教科書を送ってもらったりもしました。
そしてときどき息子と一緒に、国語の教科書や道徳の本などを読んだりしました。
そして国語の教科書に合わせたワークブックも購入して、休みの日に学習させていました。
しかし、ワークブックをやっていくうちに、読解問題みたいなものは別にしなくてもいいかな?と思い始め、漢字の読みや言葉の意味を中心に教えるようになりました。
今では漢字が読めるようになればいい、ぐらいのスタンスでいます。
ワークブック内の漢字の問題も、iPadで自分でよみがなで調べさせたりして、問題を解かせています。
問題を解くというアウトプットではもはやなく、インプットの状態です。
なんせ日本の漢字を習ったことがそもそも無いので、漢字の問題なんて解けません。
だから自分で調べることで、漢字を覚えて読むことができたら、それでいいと思っています。
どのくらいの日本語レベルになればいいか
よその家庭のローカル校やインターナショナル校に通っている日本国籍を持つお子さんは、日本語の補習校などに行ったりして、しっかり日本語を学んでいる子も多いです。
始めはそういう学校に行かせようかな、と考えたりもしましたが、休みの日にまた別の学校に行かせるのも親子共にしんどいかなと思ったのです。
今では英語と中国語がメインで、日本語はそれほど重視していません。
将来、簡単な大人の本が読めるレベル、インターネットで情報を手に入れられるレベルになればそれでいいと思っています。
私と普段喋っているので、日常会話は自然にできると思います。
(ちょっと不自然だけれど。)
しかし本が読めるっていうだけでも、結構なレベルです。
そうなってくれるか、実はあんまり自信ないですけど。
既に、日本語の本を一人で読むのは結構時間がかかるみたいで、楽しそうにしていません。
英語の本ならあっという間に読んでしまうんですけどね。
一緒に本読みをしてあげるといいんでしょうけど、私も何かと時間に追われて、そんな時間は取れていない現状です。
でも、時間は作るものですよね。
今しかない子供と一緒に過ごす時間を、もっと大事にしたいと思います。
まとめ
うちの子供たちの話がそれほど役に立つとは思っていないですが、何かの参考になればと思います。
子供のうちはどんどんいろんなことを覚えていくので、ほったらかしにするのはもったいないですね。
楽しみながら、英語も中国語も日本語も学習してくれたら幸いです。
特に、日本にいる親御さんは、お子さんが英語に強くなって欲しいと思う人が多いと思います。
今は無料で見られる動画も多いので、ラッキーな時代ですね。
お読みくださってありがとうございます。また来てくださいね!
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