雑記

シンガポール人はマナーが悪い?

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こんにちは。

今日はティーチャーズデイで学校はお休みです。

先日息子の小学校の門の前で、到着するや否や他の保護者の方に

「先生の日、おめでとう!」

と強引に日本語で言わされ、それをビデオに撮られて、

「先生への感謝の気持ちが伝わったかな?」

とかわいいことは思わずに、ノーメークをさらされた恥ずかしさしか感じなかった、薄情なこなつです。

ーーー

ところでシンガポール在住の方、シンガポールで見かけたマナーが悪い人に対して

「何だ?シンガポール人てマナー悪いことするなぁ」

って思ったことありませんか?

または、別の海外旅行先で似たような経験は?

でも、ちょっと待ってください。

それ、本当にシンガポール人(ネイティブの人)ですか?

シンガポールは移住者が多い

シンガポールの国旗

ここシンガポールの人口の約4割は外国人です。

日本は人口の約2%が外国人ですから、シンガポールは圧倒的な比率で外国人が住んでいます。

大まかにわけて中華系、マレー系、インド系のシンガポール人がいますが、日本人の私たちには、そこにいる人がシンガポール人なのか外国人なのか一見、見分けが付かない事が多いと思います。

まして、こちらで暮らし始めのころは全然わからないと思います。

外見があきらかにシンガポール人ではない、アフリカ系とか白人、日本人は外国人とわかりますけどね。

(市民権を取っている可能性も無くはないですが)

日本人からすると他の日本人は遠目でもわかるってよく聞きます。

わたしのようにローカル化していると、地元の人に普通に中国語で話しかけられますけど。

それでも、やっぱりちょっとシンガポール人とは違う雰囲気は持っていると思います。

(わかる人にはわかる感覚)

その人、シンガポール人とは限らない

話はそれましたが、私も10年シンガポールにいますけど、ちょっと喋っただけでは、シンガポール人なのか、中華系マレーシア人なのか、中国本土の人なのかわからないです。

長く住んでいるPR(永住権保持者)の人なんか、シングリッシュ気味ですしね。

夫のように生粋のシンガポール人には、ちょっと誰かと喋ると、この人は〇〇国の人だってわかるらしいです。

だからいつも、「あの人なに人だと思う?」って夫に聞きます。

パット見、アジア人なんてどこの国のアジア人か、アジア各国に詳しい人にしかわからないと思います。

しかも中国人や日本人の血を持っていても、国籍はアメリカとかオーストラリアとか、もう今は様々な人種がいろんな国に存在しています。

何が言いたいかというと、偏見でシンガポール人を見ないであげてねってことです。

だってその変な人、本当はシンガポール人じゃないかもしれないでしょう?

大きなことをいえば、人種差別や国籍差別をしないでねってことです。

以前は私もよく、

「こないだ、赤ちゃんのおむつ外しておちんちん丸出しの赤ちゃん公園で見たけど、シンガポールってあれ、普通なの?」

「シンガポール人はごみをどこでも捨てて!」

「公衆トイレが汚すぎる、シンガポール人はどんな教育受けてるんだ」

って夫に文句を言っていました。

でも、夫によると赤ちゃんの件はたぶん中国本土の人たちだと思うよって。

子供のトイレトレーニングで、股の部分が無いズボンを履かせたりする習慣があるらしいです。

公共の場を汚くしているのは、誰がやっているかはわからないですけどね。

私はシンガポール人が汚しているんだと、勝手に決めつけていました。

こなつ
こなつ
ごめんなさい、シンガポーリアンたち。

公平な目で物事を判断したい

シンガポール国歌シンガポールの国花、ラン

日本では子供のころから学校でも家でも、トイレの使い方とか、ごみは持ち帰ることなど、いろいろ躾けられてきましたからね。

マナーのいい日本人。

これは日本人として誇りをもっていいと思います。

だから日本に行ったことのあるシンガポール人が、日本人に対して好感を持つ人が多いのでしょう。

今はシンガポールも学校でマナーや人格形成の教育などを学んでいるようですけどね。

とにかく、○○人だからどうっていうんじゃなくて、個人の問題ですよね。

日本でもシンガポールでも、マナーが悪い人や意地悪な人はいます。

人種や国籍で人間性を決めつけるのはただの無知です。

知識や教養がないから、すぐ決めつけるのです。

(民族によってある種の傾向があるということはあると思いますけど。)

実際に自分の目で世の中を見て、ニュースを読んで、いろんな人を知って、自分の判断基準を磨いていきたいです。

私は時々情報を疑うことも大事だと思っています。

人から聞いた話、新聞の記事、誰かの文章、本当にそれが正しいか疑うことも必要です。

偏った思想で書いてある記事や、利益、圧力があって書いてあるものもあるでしょうから。

なるべく信頼できるソースから情報を手に入れようと心がけたいですね。

 

お読みくださってありがとうございます。また来てくださいね!

 

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