こんにちは、こなつです。
皆さん、健康には気を付けていますか?
それでも時には便秘になったり、口内炎ができたり、風邪をひいたりしますよね。
シンガポールのチャイニーズの間では、Heaty、Coolingという中医学の考え方が根付いています。
最近のどが痛いから私はHeatyだ、乾いた咳が続くからこれはCold Coughだとか。
初めて聞くとなんのこっちゃわかりませんよね。
私の体調がよくないときに、義理の両親や夫からこれが効くよと勧められたものを紹介したいと思います。
お薬ではなくて、どこでも買える身近な物ですよ。
CoolingとHeaty
チャイニーズはCoolingとHeaty(クーリングとヒーティ、陰と陽)のバランスを大事にします。
私にはまだピンとこないですが(あまり気にしていないので)、夫は今の自分はHeatyだ、とか感じるらしいです。
体温とは関係ないです。
CoolingとHeatyの食べ物については、以前書いた記事「義理の両親との同居」の中の「おかしなチャイニーズの習慣」の項にあるピンク色のボックス「Heaty、Coolingの食べ物」も参照してください。
![](https://www.sgoklah.com/wp-content/uploads/2021/07/house-320x180.png)
どちらかというと、人はHeatyの方に傾きやすい傾向にあるようです。
特にシンガポールは常夏なのでHeaty側になりやすいとか。
以下の症状は、ご自身に当てはまりませんか?
Hearyに偏っているときの症状は、吹き出物、口内炎、喉の痛み、痰、唇の荒れ、発熱などです。
便秘もそうだと言われました。
吹き出物や便秘はよくあるから、私はいつもHeatyなんでしょうか?
いっぽうCoolingに偏っているときの症状は、体の冷え、顔色が悪い、倦怠感、膨満感など。
痰があまり出ないような咳(cold cough)が続くときもそうです。
あれ?これも私当てはまっている?
足なんてしょっちゅう冷えていますけど。
私の体の中で陰と陽が混在しているのでしょうか?
どうしたらいいのでしょう。
夫いわく、Heatyな物とCoolingな物を食べ過ぎない事ですって。
ニュートラルな物がいいそう。
陰と陽でうまいこと相殺してくれたらいいのに、と思います。
Heatyに偏っているときにいいもの
chrysanthemum tea(菊花茶)
![菊花茶](https://www.sgoklah.com/wp-content/uploads/2021/09/Chrysanthemum.jpg)
身体がHeatyなときは、クールダウンをする必要があります。
それで義理の母や夫に勧められたのはchrysanthemum tea(クリセンサマム・ティー)です。
お薬ではないので、即効性はないのでわかりにくいですが、飲んだらちょっとスッキリした気分になります。
よく漢方屋さんでハーバルティーが売っていますが、そこではおなじみの商品です。
ちょっと苦みがありますが慣れると美味しいですよ。
でも砂糖が入っているので、乾燥した菊花茶を買って、自分でお湯を注いで飲む方がいいですね。
注いだ最初の一杯のお湯は捨てるほうがいいそうです。
ほこりなどで汚いからだと思います。
自分で淹れると菊のいい香りがしてアロマ効果もありそうです。
クーリングウォーター
![クーリングウォーター](https://www.sgoklah.com/wp-content/uploads/2021/09/cooling-water.jpg)
夫が唇が荒れた時によく飲んでいて、うちには常備してあります。
私はあまり唇が荒れたりしないのですが、彼はHeatyになると唇がガサガサになります。
塩入りスイカジュース
![スイカ](https://www.sgoklah.com/wp-content/uploads/2021/09/watermelon.jpg)
スイカはCoolingの食べ物の代表ですね。
Heatyなときにはスイカジュースをどうぞ。
日本でもキュウリやスイカは、体を冷やすとかよく聞きますよね。
シンガポールではフルーツジュース屋さんがよくありますが、そこで塩も置いてるんですって。
そういえば、昔私もスイカに塩をかけて食べたらもっと甘くなるということで、子供の時にやっていました。
目的は全然ちがいますけどね。
American Ginseng Chrysanthemum Tea
![ジンセン菊花茶](https://www.sgoklah.com/wp-content/uploads/2021/09/American-Ginseng-Chrysanthemum-Tea.jpg)
アメリカンジンセン・クリセンサマムティー、訳すとアメリカ人参菊花茶。
Gingseng(ジンセン)って朝鮮人参のようなものですけど、コリアンのではなくアメリカンジンセンです。
これも漢方屋さんでハーバルティーとしてお店で売っています。
ティーパックもスーパーやネットで売っていますね。
Coolingに偏っているときにいいもの
![ジンジャーティー](https://www.sgoklah.com/wp-content/uploads/2021/09/ginger-tea.jpg)
ジンジャーティー
今までチャイニーズから話を聞いたり、自分で調べたりして思ったのは、Heatyになる人が多いからか、体から熱を取る食べ物の情報が多いのに対して、体を温める健康食品の情報は少ない感じですね。
それでCoolingに偏っていると思う時は、生姜一択です。
ジンジャーティーが簡単ですね。
胃腸の調子が悪いときは、ジンジャーティーのティーパックでお茶を淹れて飲みます。
少しお腹が楽になる気はしますよ。
今なんとなく飲みたくなって飲んでみましたが、ハニーなどを入れないと美味しくないです。
Cooling Foodを避ける
![バナナ](https://www.sgoklah.com/wp-content/uploads/2021/09/banana-640x360.jpg)
バナナやスイカ、冷たい水、生野菜、ココナッツウォーターなんかは典型的Coolingです。
緑茶もCooling、でも紅茶はHeatyなのでOK。
いろいろなTCMサイトでCoolingとHeatyの食べ物について書いてありますが、サイトによってちょっと情報が違う時があります。
あれこれ多すぎてややこしいので、代表的な物だけ覚えていたらいいかな、と思います。
まとめ
Heaty、Coolingのどちらがいいというわけではなくて、両方のちょうどいいバランスが大事らしいです。
体の陰陽バランスを計るキットでもあればいいのにと思いましたが、たぶんTCM(漢方医)とかに行くと診てもらえるんでしょう。
以前、副鼻腔炎を治したくて通っていましたが、医者が中国語しか話せないので、いちいち夫に訳してもらわないといけないが面倒だったのと、薬が苦すぎて2か月くらいで行かなくなりました。
それと、薬代がバカにならなかったですね。
一か月の薬代が、150ドル(12,000円/2021年9月)くらい。
漢方はすぐに効果が出るわけではないので、ずっと続けるのはちょっとお金がかかりますね。
話はもどりますが、正直、民間で言われていることは科学的根拠はないものも多いと思います。
例えば、咳が止まらないときにバナナはいけないとか。
何でも鵜呑みにしないで、自分で調べることも大事ですね。
ただ、長い歴史の中で伝えられてきた医学が、全く信ぴょう性が無いとは言い切れないのではないでしょうか?
いつか科学でも証明できるともっと多くの人が納得できていいなと思います。
信じようが信じまいが、日頃からバランスよく食べるっていうのは大事ですね。
お読みくださってありがとうございます。また来てくださいね!
↓シンガポール情報のランキングです。
なるほど~と思われた方、ポチっとお願いします。